賃貸に2×4材で巨大壁面本棚を作ってみた

DIY

大学2年目のある日…

うう…実家から下宿先に漫画をたくさん持ってきたいけど入れる本棚がないよぉ…

筆者はNARUTOとジョジョが大好きで下宿先に持ってきたかったのですが、それらでだけで200巻弱ほどありますからね。
その他諸々含めると300巻ほどになるのですが、そうなると漫画棚を複数個必要になってきます。
でも高いし、ただでさえ狭い賃貸の床面積を圧迫して欲しくない…

てことで作ろう!

となりました。

コンセプトは

  • たくさん漫画が入る。
  • 部屋を圧迫しない。
  • なるべく安く。

で作成しました。その時のことについて写真付きで解説していくので、ぜひ最後まで呼んでください!!

計画

コンセプトを実現するために、床面積を大きくするのではなく部屋の高さを利用して棚を作成することにしました。
今回はタイトルにもある通り、天井までの高さの壁面本棚を作成しました。

てことでLABRICOのアジャスターを用いることにしました。
これは2×4材と呼ばれる木材に装着することで床から天井まで突っ張らせて柱にすることができる器具です。(ディアウォールも似たようなもの)

これで

こんな感じで突っ張って、

間に棚板を入れて棚にすることにしました。

真横から見るとこんな感じです。
壁にピッタリくっつけて作ることで壁が背もたれになってくれます。

寸法


棚全体の寸法はこのような感じにしました。

北側の壁に、東側から2×4材のは柱を立てていきます。
東側の窓沿いにベットがある関係から、1本目と2本目の柱でベットを挟み込むことにしました。

各棚板の垂直方向の間隔ですが、
一般的なコミックスの高さから215mmの間隔を取ることにしました。
また、コミックスの横の長さ的に棚板には1×6材を採用しました。なので2×4の柱から少し棚板がはみ出す感じですね。

準備

てことでここからは実際に作っていったところです。
とりあえず2×4材と1×6材をホームセンターで調達しました。

基本的にはホームセンターで木材の裁断をやってくれるのですが、当時はコロナウイルスの影響で裁断サービスをやってなかったので仕方なく自分で切ることに…

ノコギリで切り出したのですが、部屋が狭いので長い木材を切り出すのが本当に大変。
ちなみにこんな感じのノコギリガイドがあると簡単に直角に切り出せるのでオススメです!!

切り出す前の図


1×6材は柱の間隔の長さで、
2×4材は床から天井の長さ-95mmで切り出しました(LABRICOを取り付けるので少し短めに切り出す)

一旦LABRICOを取り付けてテスト設置

木材を切り出せたのでLABRICOを取り付けて一旦立ててみましょう。
もしかしたら寸法を間違えている可能性があるのでテストも兼ねてですね。

良い感じでした。

安物ですが水平器で測ってみても大丈夫そうですね。

棚受けの取り付け

棚板の取り付けですが直接柱に取り付けるのではなく、
棚受けを柱に取り付けて、その上に棚板を取り付けていきます。

⬆︎こんなかんじ

その棚受けに関して、本当はLABRICOから出ている純正の棚受けを使いたかったのですが何せ値段が高い…

この規模の棚だと棚受けの数もかなりの量になるもんね

なのですべて純正の棚受けで作ることは断念。
一番負荷のかかる2番目の柱にのみ純正の棚受けを用いて、残りの棚受けはホームセンターに売っている一個100円のアンクル金具で代用することに。

当時は

こんな金具で大丈夫か??

と不安でしたが1年以上経ってこの記事を執筆している僕的には、余裕で大丈夫です。
なんなら全部この金具でよかったやんと思うほど。

とりあえず棚受けを調達したので、一旦柱を取り外して棚受けを取り付けました。

まず鉛筆なんかで取り付ける位置に印をつけて、その後ネジを締めていきました。

そんな感じで棚受けを付け終えたら柱を立て直して、棚板を仮置きしていきます。

問題なくはまったのでおk

色塗り

棚板を取り付けるまえに色ぬりですが、その前に

このタイミングで、東側の壁にも柱を立ててL字の棚にしました。
木材も余ってたし、棚全体の立体感も出るのでちょうど良かったです。

てことで色を塗っていきましょう。
イメージはヴィンテージ調です。

棚板の色塗り

棚板は渋目の木材感を出すためにウォルナットの塗料を塗っていきます。

⬆︎今回使用した塗料。

一旦すべての棚板を取り外して

紙やすりで軽く磨いた後、刷毛で塗料を塗っていきます。

塗って乾かしてを2回やっておkです。
なんとなく荒い感じを出したかったので所々厚く塗ったりしましたが、まあ漫画おくから見えないし関係ないか。

柱の色塗り

柱は金属感を出すために、黒のアイアンペイントで塗っていきます。

これはどんな素材でも金属っぽく見せるヤバイ塗料です。マジでオススメ。

早速塗っていきたかったのですが、柱を取り外すもめんどかったし柱を倒した状態で色ぬりするのはペンキなどをこぼしそうだったので外さずに塗っていこうと考えました。

ただそのままだと流石に壁にペンキがつくので養生しました。

こんな感じでビニール袋で柱の後ろを通す感じで壁床をガードしています。

ええ.. この規模の養生なら普通に外した方が楽やったやろ….

それは内緒。

アイアンペイントで塗る際は、ただ刷毛で塗っていくだけでなくこんな感じで塗料を含ませたスポンジで盛るように叩くとさらに金属感upです。
そして…

完了!!
写真だとわかりづらいですが金属感もバッチリ。
当時の達成感はやばかったです。

棚板を取り付けて完成…?

柱に棚板を取り付けていきます。

おぉ! 急にそれっぽい!

ここに適当に漫画や雑誌等を置いてみると..

うぉぉ! 完成おめでとう!!

と思ったのですが、いまいち壁が白色なのがこのヴィンテージ調の棚とあってない気が…

てことで壁を黒色にしたいと思いました。
よくある方法は剥がせる壁紙などで賃貸の壁を守りつつ、イメチェンってかんじですがなんせ壁面本棚が建っちゃってるのでそれは不可能…

なので黒色のプラスチックダンボール(プラダン)を切り出してそれぞれの棚にはめていくことに。

プラダンっていうのはホームセンターに売っているこんな感じの安い板です。
めちゃめちゃ安かったけどでかすぎて運ぶのガチだるかったです。

そしてそれを切り出してはめて、いろいろ物を置いて…

今度こそ完成!!
いや〜 我ながら頑張りましたね。

かかった金額

かかった金額をまとめてみました。

もちろんノコギリや電動ドリルなどがなければ揃える必要はありますが、この大きさでこれならだいぶ安いんじゃないでしょうか?

まとめ

めちゃくちゃ大変でしたけどかなりよいDIYだったと思います。

賃貸で漫画や本を置く場所に困っている方、是非参考にしてください!!
ではまた〜

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